第1子の育児、最初の3か月は地獄のような日々でした。仕事と家事/育児で完全にキャパオーバーです。
第2子が生まれ、育休を経験し、状況は180°変わりました。雲泥の差だったので当時を振り替えり無理ゲーと感じたこと、また、実践した対策を書きます。
仕事と育児が両立できるか不安に思っている方や、絶賛奮闘中の方へ何かお役立ちできればうれしいです。
家事/育児/仕事 両立でのキャパオーバー3選
①:睡眠時間が確保できない
最もつらかったのは睡眠時間です。睡眠不足は悪循環を招きます。
赤ちゃんが夜泣きした時すぐに目が覚めるのはぼくの方でした。妻は眠りが深く寝続けていました。
2、3時間おきに夜泣きで起きて、
- ミルクをあげる
- おむつを替える
- 寝かしつける
時計を見ると「あぁぁ、もう3時だ。。もうすぐ仕事じゃん。。」とメンタルをえぐられます。
寝れない日々が続きます
仕事中は睡眠不足で頭が働かないため、思ったように仕事が進まない。単純な誤字、計算ミスが増え残業時間が増える悪循環でした。
元気なうちは何とかなりますが、毎日続くと徐々に体力が奪われ、疲弊していきます。
「夜泣きで寝れない→仕事でミスが増える→残業が増える」悪循環に入るとなかなか抜け出せません。
②:自分の時間なんて存在しない
育児を実際に体験するまでは、「赤ちゃんが寝てる間にゲームとか自分の好きなことができるし、何とかなるでしょ。」と思っていました。
考えが甘かったです。赤ちゃん育児/家事/仕事で自分の時間はありません。
まず、すんなり寝てくれません。抱っこで寝かしつけ、バレないように細心の注意を払って布団においてもなぜか察知され目が開き、顔をしかめ、泣き出します。
やっと寝てくれ、ゲームや読書、勉強などスタートしても集中した頃に泣き声が…
「やっと寝かしつけたのにもうミルクの時間か…」「さっきミルクあげたのに今度はオムツか…」と無限ループでした。
やりたいことでも中断するしかありません。
さらに洗濯、掃除、料理など家事も合間にするので、さらに時間なしです。
やりたいことなんて出来ません
③:男性の「育児つらい」は理解されない
育児での睡眠不足や自分の時間が取れないストレスを相談しようにも、男性の場合
- 会社の同僚や先輩に相談できる人がいない
- 育児系の本やTVメディアは女性向け
相談できる相手や場所が少ないです。
ぼくの場合、会社の同僚や先輩で同じように苦しんでいる人がいませんでした。
夜泣きに気づかない、気づいても奥さんが母乳をあげるという人が多かったです。つらいと言えば「残業して帰ると子どもの寝顔しか見れない」です。
ストレスで悩み、本を読みましたが女性向けで、男性の悩み解決になりませんでした。
人に相談できず、本を読んでも解決できない。
女性の場合は同じ境遇の方が多く、相談しやすいかと思いますが、男性はまだ少数派なのか相談する場が少ないです。
男性の赤ちゃん育児/仕事の両立|対策3選
①:隙間時間はとにかく寝る
- スマホをいじらない。寝かしつけに成功したらとにかく寝る
- 有休をとって寝る
十分な睡眠でストレスを緩和できます。とにかく寝ることが重要です。
睡眠は疲労回復のみでなく自律神経の調整に役立ちます。
睡眠不足になるとホルモンの影響によってストレスに弱くなります。
睡眠で体力回復、ストレス軽減
睡眠時間をとるために赤ちゃんを寝かしつけつつ自分も寝てました。
赤ちゃんの育児では睡眠不足になりやすいため、寝ることを優先し、休日で回復できないときは有休を使ってでも寝ましょう。
②:時計を見ない(夜限定)
時計を見ると時間を意識して、色々考えてしまい、結果、ストレスになります。
「もうこんな時間か…。そろそろ仕事だけど全然寝る時間ないじゃん…」「まだ寝てくれない。もう30分も寝かしつけしてるよ…」などが時間にかかわるストレスです。
時計を見ないと余計なことを考えずに育児できます。色々考えるよりストレスが減ると思うのでぜひ実践してみてください。
時計を見ると余計なことを考えちゃう。時計を見ないで無心で育児するといい。
③:AirPodsで自分のことをしながら寝かしつける
AirPodsでyoutubeや音楽、オーディオブックを聞きながらの育児をおすすめします。
育児では「自分の思い通りにいかない」「自分の時間がない」がストレスとなります。
赤ちゃんを寝かしつけようと思っても全然寝てくれない。。1時間寝かしつけにかかるなんてことも。
「なに?この時間?」と思ってしまいがちですがAirPodsで音楽やyoutube、オーディオブックなどを聞くことで軽減できます。
スマホで再生するとパートナーが起きてしまったり、赤ちゃんが音に反応して寝てくれないなど問題があります。イヤフォンなら心配することなく使用できます。
育児をしながら聞く読書で自分のやりたいこともできるのでおすすめです。
Air Pods Pro 2は楽天で外箱に少々傷あり品を安く買えます。使用する分には全く問題ないのでおすすめです。
④:寝れないときは赤ちゃんと散歩する(昼限定)
赤ちゃんがまったく寝てくれないときは公園など自然を感じる場所の散歩がおすすめです。
自然との触れ合いは子どもの成長にも重要ですが、大人にもいい影響があります。
上記は本3冊から抜粋しました。
自然の中の散歩はメリットが多いので、睡眠不足でなければ赤ちゃんの成長にもよく、大人に効果があり一石二鳥です。
つらい育児の先のよかったこと。パパっ子化する
子どもが話せるようになってから「よかった」と思うことは、子どもがパパっ子になったことです。
長男(3♂)はパパっ子で、
- お風呂に入るのもパパがいい
- 一緒に寝るのもパパがいい
- 保育園の迎えもパパがいい
- トイレに行くのもパパと一緒がいい
と、かなりのパパっ子に育ってくれました。子どものために仕事だけ頑張っていたらパパっ子にならなかったと思います。
子どもとのスキンシップにかけた時間は裏切らない。
育児と仕事の両立は無理ゲーと感じるほどつらかったですが、パパっ子化してくれて成果を感じています。
まとめ|赤ちゃん育児と仕事の両立は無理ゲーだけど後々報われる
赤ちゃん育児と仕事の両立は3つの点で大変です。
- 睡眠時間が確保できない
- 自分の時間がない
- 周りに理解されず相談できない
1日体験であれば何とでもなりますが、毎日続くので疲弊していきます。特に睡眠不足は深刻な問題です。
ぼくの実施した対策は次の4つです。
- 隙間時間はとにかく寝る:スマホをいじらない
- 時計を見ない:時間を意識せず無心で育児する
- AirPodsを使う:寝かしつけながらも自分の時間確保
- 公園散歩に行く:自然の中を歩くことで良い効果が得られる
赤ちゃん育児と仕事の両立はハードモードですが、子どもとのスキンシップの時間をたくさんとることでパパっ子となってくれます。
育児にかけた時間は裏切りません
育児つらい、、と思ったらぜひ対策4つのうちどれか1つでもやってみてください。
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